«前の日(11-01) 最新 次の日(11-03)» 追記

F A K E . T O P A Z

2004|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|05|06|07|09|10|11|
2007|01|02|08|09|11|12|
2008|02|03|05|06|07|08|
2009|01|02|03|04|

2004-11-02 [火] 寒いですよ。

9:00現在晴 17℃

_ [日記]ハリネズミのジレンマ

ガラスの湯のみ。

茶を入れるためにある。

しかし、ガラスとは脆弱なものだ。

熱湯には耐えられず、割れてしまうだろう。

ならば、なぜ俺は存在するのだろうと。

自分は所詮おまけだ。

十六茶のペットボトルについてきたおまけにすぎん。

俺は一生、冷茶を入れられねばならんのか。

しかし状況は、意外なところで急展開を迎える。

その、ガラスでできた湯のみは、

洗浄中に落下してしまった。

下にはどんぶり。

憧れの陶器だ。

あいつは、どんなに熱い湯でも入れられる。

重厚なそのからだで、受け止めていられる。

脆弱な俺とは大違いだ。

そうだな…おまけはおまけらしく、

食器洗いの途中に落ちて割れようじゃないか。

その…俺の理想だった陶器に包まれながら…。

だが、待っていた結末は違っていた。

悲鳴を上げながらのたうちまわっていたのは…

どんぶりのほうだった。

これはいったいどうしたというのだ。

ガラスであるはずの俺は無傷で、

陶器のどんぶりが割れているとは…?

そこで湯のみはすべてを理解した。

俺はただのガラスではなかったのだ。

すばらしき、強化ガラスだったのだ。

どんなに熱い湯を入れても割れない、

少々の落下にも耐えうる、

強化ガラスだったのだ。

みよ、この体を。傷ひとつついていない。

俺はただのおまけではなかったのだ。

アサヒ飲料よ。ただの一度でも疑ってしまった、

この俺を許してくれ。

そして湯のみはこうも思った。

なんのことはない。

脆弱だったのは、この俺の心だったのか。

_ [記事]ポンデライオン (nside)

ポンデライオンかわいいのに…

_ [画像]チョコワM (baku)

なんだこのシュールな世界観は。

_ [画像]メガマン

ワイリー博士、すごくいい人そう。

_ [ゲーム]Half-Life2アーケードへ (dayomon)

このシリーズには苦汁をなめさせられた経験があります。

日本では成功するんでしょうか。