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2009-02-19 [木] [長年日記]
_ [日記] マザーボードは何ごみか
名古屋市に電話してみた。買ったメーカーに電話して回収してもらってください、とのこと。
…！？GIGABYTEに電話するの？
そんな話、パーツショップで聞いたことない。そりゃ確かに、PCの一部です。
不燃ゴミで捨てたらもったいないくらい、レアメタル使ってます。でもね…。
お上の言うことに逆らわない僕は、素直に買ったショップ(九十九電機)に行って聞いてみた。
そしたら、「回収なんて話、聞いたこともないし、仕組みとしてもない。不燃で捨てて問題あったという話も聞いたことない。」だって。
まあ、そうですよね。不燃で出しても問題なさそうです。
…自分ちの押入れにあるマザーボードの処遇については決まったとして、なーんだか納得がいかなかったので少し調べてみることにしました。
自作PCって、誰が回収するのだろう？
この、回収の義務付けの根拠となるのがPCリサイクル法――”資源の有効な利用の促進に関する法律”の一部――です。
経済産業省に詳しいページ（ここ）があり、PCリサイクルについても資料がありました。
まさに知りたかった事が書いてあります。
Ｑ16：消費者が海外から直接自己輸入したパソコンや自ら組み立てたパソコンについては、自主回収・再資源化の義務を負う製造等事業者は誰になるのですか。
Ａ：消費者が海外から直接自己輸入したパソコン、又は、自ら組み立てたパソコンについては、自主回収・再資源化の義務者は存在しないため、組立部品の販売店や自治体に御相談下さい。なお、やむを得ず処理先がない場合にあっては、自治体における処理等によらざるを得ないものと考えられます。
自治体に相談したらメーカーに電話しろって言ってたよ！どうやら、名古屋市の担当者さんの勉強不足のようですね。
とすると、やはり、販売店に言われた
「不燃ごみでおｋ」
が、正解になるんじゃないかと思います。
でもさ。
マザーボードって、パソコン？
人間から脳みそ抜き出して、「これは、人です」って言えるでしょうか？違いますよね。それはもはや、「脳」です。
PCは何をもってして、”パソコン”になるのでしょうか？
ヒントを求めて次に訪れたのは、PC3R(ここ)。パソコンの3R活動を推進している法人です。
なんと、ここではメーカーのないPCの回収もしてくれるのです。
そして、回収規約を読んでみると…
第9条（お引き取りできない場合）
回収申込みのあったパーソナルコンピュータ又はディスプレイ装置が以下に定めるいずれかに該当するとき、当センターはお客様から回収申込みがあっても回収業務を受託できず、引き取りをお断りさせていただく場合があります。
�� 正当な理由なく部品やユニットが抜き取られているため、もはやパーソナルコンピュータ又はディスプレイ装置であると評価することができないと当センターが判断した場合。
つまり。
解釈するとこういう風に読めますよね。
部品の足りないパソコンは、パソコンとはみなさないヨ！
できれば文章でパソコンの定義をして欲しかったのですが、十分でしょう。
パソコンとは、”PCリサイクル法に関しては”パソコンとして、機能を提供できる部品一式のことを言うみたい。
つまり、マザーボード単品はパソコンではない、ということ。
だから、
「不燃ごみでおｋ」
ということですね！
めでたしめでたし！
_ NOBU [わからんぞ、、N^2 だったら簡単なんだけどな。]
_ 黒猫 [既知の株価データの内、一番株価が高騰した値の時の株をある数だけ買う。 その後、既知のデータの内、一番株価が下落した値..]
_ Howdy [What an awesome way to elxpain this-now I know everything!]